|
|
|
|
|
|
|
|
バイド汚染とは |
|
バイド汚染の確認 フローチャート |
|
Phase Z
バイド汚染 |
|
|
|
|
|
|
|
|
●敵バイドのバイド係数による影響 |
|
|
|
バイド(BYDO)。いかなる存在にも侵食し、増殖し、その存在の核を異層次元に置く存在。
通常兵器でのダメージ程度は瞬時に再生し、いかなる防御をも異層次元からの接触と波動的性質による伝播力で突破しうる、究極の侵食型兵器。人類は波動砲や陽電子砲という、彼らに十分なダメージを与えうる兵器の開発には成功しましたが、結局のところ、彼らの最大の武器である「侵食」を封じる手段を見出すことはできませんでした。
そして、バイドに侵食された者はだれもがその破壊衝動と帰還願望に精神を支配され……バイド群の一部へと化すのです。
この章では、バイドとの戦闘での接触時に機体へと起こり得るバイド汚染のルール、ならびにパイロットへの影響について解説します。こちらはR戦闘機を駆る者にとって、決して無視できない項目です。バイドとの交戦が予想される事態となったら、必ず出撃前に概要だけでも頭に叩き込んでください。 |
|
|
・A級以上のバイドが戦場にいる場合、伝播・侵食のチェックを行う |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
●機体のバイド係数の変化 |
|
|
|
|
・侵食により係数が変化 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
●機体からパイロットへの影響 |
|
|
|
|
・変化した自機のバイド係数に応じて、パイロットへのバイド汚染判定を行う |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
※『R-TYPE FINAL』より |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
068 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
敵バイドの
バイド係数による影響 |
|
B級バイド |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
変化条件 |
周辺の小型バイドを指揮する、R戦闘機の数倍のサイズに及ぶ大型のバイドがこの等級に分類されます。記録上、バイドとの遭遇戦のほとんどはこのB級バイドを核とした小規模部隊との戦闘が主です。よほどのエースパイロットや知将が存在しない限り、R戦闘機小隊が4以上の中隊規模でないと殲滅は難しいでしょう。 |
|
|
|
●B級バイドに隣接してフェイズを終えた
●B級バイドからの攻撃に被弾する
フェイズ中に以上の条件を一つ満たしているごとに、フェイズ終了時のバイド汚染チェックの際に、機体のバイド係数が1段階上昇する |
|
|
R戦闘機にはすべからくバイドとの交戦を予想して、現存する兵器の中では最高クラスの対バイド汚染処置が施されています。よって、通常のバイドとの戦闘程度では、汚染の心配はありません。
しかし、等級で言えばB級以上のバイドとの交戦ともなると、現存する対バイド汚染技術では対抗のしようがありません。特にA級以上のバイドとの交戦は、それ自体が自殺行為とも言える危険な行為なのです。
B級以上のバイド係数を持つバイド個体と戦闘する際には、右表の条件を満たすことで、自動的にあなたの自機のバイド係数が変化します。これを防ぐには条件を満たさない戦闘方法を模索するか、あるいは艦船のバイド除染に頼ったり、短期決戦を試みるなどといった強硬策しか術はありません。
あるいは、汚染された機体を捨てて脱出する英断もまた、時には必要とされるでしょう。
なお、この変化は自軍フェイズの終了時にのみ発生し、敵軍フェイズの終了時には発生しません。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
A級バイド |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
変化条件 |
兵士の間では語り草になっている、「ドプケラドプス」や「ゴマンダー」などの、一個体で一惑星ですらも侵略しうる個体です。流星派の間では、より分かりやすく「ボス級」と呼ばれる場合もあります。
滅多に遭遇することはないでしょうが、倒すにはR戦闘機中隊が4以上の一個大隊が最低限でも必要と言われています。これを一個小隊で殲滅するとなれば、戦史に名を刻む英雄となれることでしょう。 |
|
|
|
●A級バイドに隣接してフェイズを終えた
●A級バイドが存在する戦場で何らかのダメージを受ける
●A級バイドからの攻撃に被弾する
フェイズ中に以上の条件を一つ満たすごとに、フェイズ終了時のバイド汚染チェック時、機体のバイド係数が1段階上昇する(すべて満たせば、一気に3段階上昇する) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
S級バイド |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
変化条件 |
非公開記録にわずかに存在がほのめかされている、バイド帝星の中核などといった最重要拠点に存在するという個体です。この個体の殲滅は、そのまま太陽系規模でのバイドの消滅や鎮静化につながります。
この個体を殲滅することは、理論的には現在の人類では不可能です。唯一可能性があるとすれば、精鋭部隊、あるいはオーバーチューンを施した突撃機による一点突破、ならびにコアとなっている部位の破壊という、成功率がゼロに限りなく近い手段しか想定できません。 |
|
|
|
|
●S級バイドから3ヘクス以内の距離でフェイズを終えた
●S級バイドが存在する戦場で何らかのダメージを受ける
●S級バイドからの攻撃に被弾する
フェイズ中に以上の条件を一つ満たすごとに、フェイズ終了時のバイド汚染チェック時、機体のバイド係数が1段階上昇する(すべて満たせば、一気に3段階上昇する) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
069 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
機体のバイド係数 |
|
自機のバイド係数と修整 |
解説 |
|
|
|
E級 |
強力なフォースやバイド体を利用した機体、新機軸の技術を盛り込んだ機体などではよく見られる係数等級です。パイロットへの影響も、まったくないレベルであると言えます。 |
|
|
|
|
|
大型バイドとの交戦で、機体のバイド係数は劇的に変化する可能性があります。フェイズ終了時にバイド係数の変化条件を満たしていた場合、右表の段階に従い、機体のバイド係数を変化させてください(表の上から下にかけて、一段階ずつバイド係数が高い段階となっています)。
なお、残機ポイントを1点消費すれば、この係数変化を1段階免れることができます。
また、一部の開発レベルが高い機体には、より特殊な対バイド汚染改装(全フェイズで1段階までのバイド係数の変化を無効化する、など)が施されている場合もあります。
|
|
|
|
|
D級 |
試験的な機体のほとんどが属する係数等級です。外的汚染でこの等級になった場合も、まだ簡易波動エネルギー干渉での瞬間除染が可能です。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
C級 |
機体そのものにバイド体を使用するような、危険な機体が属する等級です。汚染の場合、機体の外装などに付着したバイド体の生きた肉片などが確認できる、危険な状態と言えます。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
B級 |
汚染以外では到達しえない係数です(記録上は)。機体の30%以上にバイド体がまとわりつき脈動し、その衝動に影響されて機体が暴走を始めています。艦船での簡易除染は行えず、防護服を着ていても近づけば汚染されます。汚染のチェック時には、到達した次のターンからB級バイドと同じものとして扱われます。 |
|
|
|
|
|
|
修正:機体の操作に関わる判定すべてに+5%
汚染:1D10+5% |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
A級 |
機体の外装のほぼ全てが醜く歪み、生物的に変化し、内部構造も金属生命……バイドのそれへと変化し始めています。この段階になった機体は、本格的な設備をもってしても除染は不可能で、殲滅か冷凍保管以外に安全を確保する術はありません。汚染のチェック時には、到達した次のターンからA級バイドと同じものとして扱われます。 |
|
|
係数等級上昇時の判定 |
|
|
|
機体がA級以上のバイド係数上昇を迎えた際には、以下の判定を行ってください。この判定に成功すれば、機体ならびにパイロットはそのまま次の係数へと至りますが、もし失敗したなら、機体はNPC扱いの「バイド・システムα」、フォースは「バイド・フォース」と呼称される異形の存在にその場で変貌し、内部構造の変化によりパイロットは圧死します。
なお、この判定に失敗したとしても、残機ポイントを1点消費すれば成功したことにでき、次の係数へと進むことができます。あえて係数の変化そのものを防がず、係数上昇による性能向上を狙う、というポイントの使い方も、選択肢としてはあるということです。 |
|
修正:機体の操作に関わる判定すべてに+15%
汚染:1D10+10% |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
S級 |
完全にバイドに変化するのみならず、自身から新たなバイドを生み出し、太陽系を滅ぼしうる、とてつもなく危険な存在へと変貌しつつある段階です。一機動兵器がこの段階まで汚染された(進化した、とも言えます)例はほぼなく、普通はこの段階に至る前に撃沈されるか、バイドの群れに取り込まれて消滅していることでしょう。汚染のチェック時には、到達した次のターンからS級バイドと同じものとして扱われます。 |
|
|
|
|
|
|
修正:機体の操作に関わる判定すべてに+25%
自軍フェイズ終了時、機体(RC機全機含む)の
耐久力が50%の数値分回復する
汚染:1D10+15% |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
BYDIC |
S級からこの係数等級へは、通常の汚染では到達しません。また、この係数等級に到達した機体には、もはやデータや数値などというものがほとんど意味を持たないはずです。……空間をも侵食し、異層次元はおろか時空間をも自在に行き来する、「バイドの核」とも呼べる存在に到達したからです。 |
|
|
|
|
|
B級→A級 |
|
修正:機体の操作に関わる判定すべてに+50%
自軍フェイズ終了時、機体(RC機全機含む)の
耐久力と残弾が全回復する
汚染:− |
|
|
40%の判定を行ってください |
|
|
|
A級→S級 |
|
|
|
20%の判定を行ってください |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
070 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
パイロットへの汚染 |
|
バイド汚染の進行と崩壊判定 |
|
侵食率 1%〜20% |
|
|
|
まずは機体などから受ける、バイド汚染の影響を計算します。
バイド係数がB級以上の機体に乗っているパイロットは、機体のバイド係数に合わせ、前ページ表の「汚染」のところにある分だけ、ダイスを振って「バイド侵食率」を増加させます。すでにバイド侵食率が1以上ある場合、そこに累計加算していきます。
なお、ここでも残機ポイントを1点消費することで、そのフェイズでの汚染効果を免れ、侵食率の増加を無効化できます。侵食率が増加しないことで、下記の「崩壊判定」も行う必要がありません。
バイド侵食率の増加処理がすべて終わったら、続いて「崩壊判定」として、「抗バイド侵食値」(生命点+精神点−バイド侵食率)の%判定を行ってください。無論、この判定には侵食率%分の判定ボーナスは加わりません。これに失敗すると精神が完全に侵食され、即座に肉体もろともバイドの一部となり、そのキャラクターは消滅、異層次元のバイド群へ取り込まれます。なお、この判定に使う生命点と精神点は、ダメージなどで減少している現在の値を参照します。
また、崩壊判定に失敗した場合、残機ポイントを1点消費することで、判定に成功したことにすることができます。あえてバイド汚染を受け入れ、能力上昇を狙うことも可能なのです。 |
|
外見特徴: 瞳孔の円周部が琥珀色に変色 |
|
|
|
|
能力: 全判定に(侵食率)%のボーナス |
|
|
汚染チェックで機体への汚染、バイド係数の変化が確定したら、続いてパイロット(その場でバイド体などの近くにいる人間すべても含む)への汚染の影響を確認します。
なぜこの順番になるかと言うと、バイドは金属生命としての性質が強く、まず機体の方から優先して侵食していく傾向があるからです。機体はバイドの新たな戦力として取り込まれることが多いですが、人間のような有機生命体は、侵食されるとそのまま吸収され、バイド体の養分となるか、生体バイド兵器の「材料」として使われることがほとんどです。
しかしバイド群への帰属に至るレベルまで精神が侵食されず、人間としての自我を保っている間は、バイドと人間との中間的存在として、超人的な能力を発揮することが可能です。その先、人間に戻ることはまずできない運命を受け入れてこそ発揮される、悲しい力ではありますが……。 |
|
|
|
初期の侵食段階です。肉体が波動存在に近づくことで神経伝達速度が数倍に加速し、あらゆる能力が向上しますが、破壊衝動の影響により、多少暴力的、衝動的な性格変化が起こります。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
侵食率 21%〜40% |
|
|
|
|
追加特徴: 四肢に赤や琥珀色の小腫瘍様 |
|
|
|
|
追加能力: 1ターンごとに生命点を1D10回復 |
|
|
|
|
瞳孔の琥珀化に加え、四肢の5、6か所に、5センチ程度の腫瘍様が発生しますが、頭部や首には発生しないので服で隠せます。また、肉体組織の変質により、超回復能力が生じます。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
侵食率 41%〜70% |
|
|
|
|
追加特徴: 瞳孔変色と腫瘍様が全体の50%に |
|
|
|
|
追加能力: 全判定においてダイスを2回振り、好きな方の結果を選べるようになる |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
瞳孔の半分が琥珀色化し、頭部以外の首を含む全身皮膚の50%が腫瘍様に覆われます。超人的な反射神経と思考能力を得ますが言動はやや片言になり、常に破壊衝動に苛まれます。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
バイド侵食率と影響 |
|
侵食率 71%〜99% |
|
|
|
|
バイド侵食率が1%以上になった人間は、右表の能力と特徴を獲得します。100%になると、自動で崩壊判定に失敗します。
なお、機体とは違い、人体から人体、あるいは人体から機械へのバイド侵食の伝播は起こりません。バイドにとって、ちっぽけで脆弱な有機生命体など、種の架け橋たりえない存在なのです。 |
|
追加特徴: 瞳孔と全身皮膚の変化 |
|
|
|
|
|
追加能力: 1シナリオに1回、残機ポイントを好きなタイミングで2点回復できる |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
全身の90%が腫瘍化、瞳孔は完全に琥珀色となって、見えるものすべてが夕暮れ色に染まります。自覚のないうちに思考が短絡化し、障害はすべからく破壊する方向へと思考が働きます。
バイドなどの高次元生命体にこそ近い存在で、この奇跡の状態を長く保てる人類は皆無でしょう。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
※『R-TYPE FINAL』GALLERYより |
|
|
|
|
|
|
|
071 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
バイドアクセル |
|
バイド侵食率の低下処置 |
|
●バイディックAbt(抗生物質) |
|
|
|
|
バイド体をもってしてバイド体を殺す、TEAM R-TYPEによって秘密裏に開発されいまだ未承認の試作薬品・バイディックAbt(抗生物質)を用いれば、バイド侵食率を急激に低下させることが可能です。
しかしこの薬物は名前の通り、バイド体を利用した非常に危険なもので、完全な違法薬物です。相当なコネ(将官クラス)がなければ入手など不可能ですし、何より投与するたびに、体内でバイド体が殺し合う激痛とそれらの断末魔の精神伝播がPCの心身を貫き、地獄の苦しみを味わうことになります。
この薬物を使用した場合、1か月の医療処置を受けずとも、投与したら即座にその場でバイド侵食率を1D10%下げることができます。
ただし、この薬物を使用した場合、筋肉や内臓、脳などの何らかの体組織がバイド体と抗生バイド体とのつぶし合いに巻き込まれ損壊し、その場で肉体値、敏捷値、知性値、社交値のいずれか(ダイスなどでランダムに決定してください)が1D10低下します(生命点、精神点もその場で再計算します)。この低下によっていずれかの能力値が0以下になった場合、そのPCは薬物によるショックに体が耐え切れず、即座に心臓麻痺などで死亡します。
また、想像を絶す苦痛とショック状態により、投与後10分間は一切の行動ができません。R戦闘機での戦闘中に使うなど、もっての外です。
また、このバイディックAbtをもってしても、バイド侵食率は1%未満にはなりません。
さらにこの薬物をバイド侵食率0%の人間に使用した場合、より攻撃的に進化している抗生バイド体が暴走を開始し、その人間のバイド侵食率を即座に4D10%上昇させます。この危険性が、何よりの違法理由です。 |
|
|
|
|
|
|
バイド侵食率を1%でも有するキャラクターは、いつでも体内のバイド素子を活性化させることで、筋力、神経伝達速度、思考能力などを一時的に強化し、下記のようなボーナスを得て、化け物じみた能力を発動できます。
●行おうとしている行為の判定値に+10%の修正
●行おうとしている行為のダメージや回復などの数値(イニシアティブも含む)に+1D6、あるいは+3
ただしこれらの能力を発動すると、行為の終了後に代償として、バイド侵食率を1D10%上昇させなくてはなりません。バイド侵食率が変化するため、即座に「崩壊判定」を行ってください。
また、同じタイミングで3回まで、この能力は重複して使用することができます。判定値を2回分上げつつダメージを1回分上げるなど、別の効果を組み合わることも可能です。ただし、もちろんバイド侵食率はその分、一度に最大で3D10%上昇することもお忘れなく。一度に重複して能力を使った場合は、後の崩壊判定は1回のみで済みます。
一見すれば魅力的な能力にも映りますが、この能力を使用するということは、自ら人間であることをやめていくことに他なりません。よく考えた上で使用してください。
あなたには、本当に……人間ではなくなる覚悟がありますか? そして、あなたが化け物になってしまうことで、悲しむ人はいないのでしょうか?
|
|
人体のバイド侵食率を下げることは、バイド汚染の除染技術とともに一応理論上は可能とされ、実際に相応の医療機関であれば特殊な放射線を用いて行うことが可能です。しかし人体を破壊せずにこの処置を進めるには、かなり低出力での放射を強いられるため、期間がかなりかかる上、機体の場合と違ってバイド体の完全な除去は不可能です。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
●医療処置による侵食率の低下 |
|
|
|
|
セッション終了後、PCは上記の特殊な放射線治療装置を有する医療機関に入院することで、次のセッション開始時に、1か月の療養につき1D10%のバイド侵食率を下げることができます。
ただしこの回復が適用されるのは、病院で放射線照射室に入ったきり、ほとんどの時間外に出ず安静に過ごした場合のみです。何かの理由でこの処置を中断した場合、一切の回復は認められません。
また、この治療を行っても、バイド侵食率は1%未満になることはありません。どんなに放射線を使っても、必ずバイド侵食は残ってしまうのです。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
072 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
073 |
|
|
|
|
|
|
|
|