GM 後記

2012.02.13 AM08:45〜(日本某所)

 

 

 まずは何を置いても、参加していただいたプレイヤーの皆さんに感謝を。最大級の感謝を。

 このリプレイの元になっている第四回テストプレイのみならず、前日の第三回テストプレイやその他のセッション、そしてセッションに参加せずとも、セッション当日にキャラクターメイキングを補佐してくれた方、キャラクターシートを作ってくださった方、実際に遊んでみてくださった方、ご意見、誤植(ヲイ)をお知らせくださった方。

 そして、当リプレイを、ここまで読んでくださった皆様に。

 ギガ波動砲級の、感謝の嵐を。(←節子! それ感謝やない、デストロイゼモォールや!)

 

 

 いやはや、ふと気が付いたら趣味で始めただけの二次創作TRPGでしたが、温かい人の手に支えられて、リプレイまで書いちゃうくらいに頑張ってしまいましたよ。応援の声ってありがたいですね。マジで原動力ですね。

 まぁ、何より今回の場合は、仕事で忙しかろうが風邪気味になって猛烈眠かろうが、眠気のあまり膝ががっくがっく言ってる中取材に行って帰ってきたら膝から崩れ落ちようが(←さすがに寝ました)、リプレイにしたい! と思わせてくれるほど、面白いセッションにしてくださったプレイヤー諸氏のお力が一番の原動力でありました。

やっぱり私の力なんぞより、みんなの力の方がすげーッス! いやはやほんと、人間一人で何ができるのよということを、凡人人生30余年、『R-TYPE TRPG』関連のことだけでも無数に気付かされるばかりですわ。

 ああ、あとね。

 PL1さん、PL3さん、PL4さん。わたしゃ騙されんぞ。きさまら実は初心者じゃないだろう(笑)(←きっとリプレイ読んで下さった皆さんもそう思っているはず)

 

 

 しかしテストプレイの最中どころか、このリプレイを書いている間にも、ルールブックの不備や表現の間違いがボロッボロと出てくるこの『R-TYPE TRPG』。まだまだ個人的に納得がいく完成度になるまではテストプレイも必要ですし、使える機体の数もまだまだ少ない。

 今後もこうしたテストプレイなどを重ねつつ、ほかにも皆さんからのご意見、ご感想、ご指摘等をいただいて、より良いものにしていければと考えておりますので、今後とも生暖かく見守ってやっていただけますと、当方犬のように喜びます。

 

 

 そして、当リプレイを読んで『R-TYPE TRPG』、ならびにTRPGそのものを今まで知らなかったけど、興味を持っていただいたという方。

 このリプレイのセッションで扱ったシナリオ、ならびにセッションを終えて、PLたちの力で出来上がったこの物語、ついでといってはアレですが最後の厨二っぽいアレ。

 これらはすべて、『R-TYPE TRPG』を題材とした、一例でしかありません。

 ぶっちゃけ、今回と同じシナリオでプレイしても違うGM、違うPLなら、まったく違った物語になったことでしょうし、何よりTRPGの遊び方というのは人それぞれです。ロールプレイというものへの価値観も、人によってまったく異なります。

 なので、間違っても当リプレイを読んで、「え、TRPGのロールプレイってここまでしなきゃいけないの?」とか、「TRPGって明らかに難しそうじゃない?」などと考えるのはお門違いというもの。今回のリプレイ、序章の最後あたりでもちょっと触れましたが、これはあくまで『R-TYPE TRPG』でなら、これくらい『R-TYPE』的で、かつ劇場版チックなトンデモシナリオもできるよ! という例示に過ぎません。

 そもそも原作のゲームをプレイしている人にとっては、「いやあの人そういうのじゃねーから!!」と絶叫したくなるシーンの連発だったのではないでしょうか。そこもTRPGならではということで、今回のセッション用に、私の方でいろいろと勝手にいじらせてもらった設定ですので。あ、もちろんこのリプレイの内容は、すべからく『R−TYPE』公式設定準拠ではなく二次創作扱いですからねー(汗)。

 

 

 そんな風に製作者が原作ゲームを勝手に解釈しちゃったりしてるくらいですから、この『R-TYPE TRPG』のルールブックにだって、皆さんの方でも厳密に準拠して遊んでいただかなくてもまったく問題ないのです。

 たとえばですが、第2版で追加されたバイド機体、Uロッチ。原作通りミサイル装備型とレーザー装備型の別々のデータを用意して登場させていただいてもいいですし、別に機体データや機体作成ルールがルールブックに載っていなくとも、「あのR戦闘機はこれくらいのデータだ!」とオリジナルでデータを作って(あるいは『TACU』の丸写しでもOK)シナリオに登場させてみたりとか。

 物語の面でも、今回リプレイでは「劇場版」の雰囲気を出すために、何やらすごい設定っぽいものを作っていますが、これも『R-TYPE TRPG』公式のストーリーというワケではないのです。例でしかありません。むしろルールブックの通りに2191年を舞台なんぞにせずとも、もっと昔の時代の物語や、流星派の世界(シューティング世界)の第一次バイドミッションの時代を舞台にした物語とか。

別にそこらのデコR戦闘機に乗ってるおっちゃん運転手たちがエーテリウムどれくらい掘って運べるか競い合うレースを繰り広げたり、空から女の子が降ってきたら実はそれが古代R戦闘機文明の鍵を握る少女でTEAM R-TYPEの追手から彼女を守ったりとか、あるいはもっと単純に、敵の配置だけ決めて戦闘を楽しんでみたりする遊び方とか。

 その辺の融通が利くのも、TRPGの利点であり、面白さですからね。

 この面白さを伝えるのは拙稿ではちょっと厳しいところがあると思いますので(笑)、市販のTRPGリプレイやWEB上の記事など、ぜひご参照ください。ただ、努々忘れてはならないことは、それらもまた一つのカタチでしかないということ。世の中、TRPGのカタチは無限にあるのです!(キリッ ←死刑

 というか、そうして人それぞれ、違った遊び方を試してみた感想等も、制作の参考になりますのでぜひお見せいただければなー、と。そもそも私、私以外がこのゲームのGMやってるとこ見たことないですもん……(←全然未完成でユーザーフレンドリーじゃないから当然)

 

 

 そういった好き勝手できる感を、今回は「劇場版」というテーマ(参考:某ダブクロのリプレイ)でお伝えしてみましたが……機会と時間があればその多様さを示すためにも、また別のセッションで別のリプレイなどを書いて、またお目にかけることが出来れば、とも考えております。

 ……今度はもっと軽くさっくり読める、ライトな感じのリプレイを目指してシナリオ書いてみますかなぁ……でも、私が書くと全然ライトにならないらしいしなぁ……(ぶつぶつ)

 

 

 そんなこんなで、後記まで本編動揺長くなってしまいますのもアレですので、今回はそろそろこの辺で筆を置かせていただくということで。

 今後とも『R-TYPE TRPG』の方、気が向きましたらで結構ですので、気にかけてやっていただけますとそれだけでも幸いです!

 ……まずは現在の第二版の段階で付け加えたいコンテンツや直したい箇所も結構ありますので、そこから手を付けにゃ(汗)。

 

 

 というワケで、皆様。

 今後とも、良いバイドライフを!(ぇ

 

 

 

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